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腰痛と労働災害補償保険法

恥ずかしながら腰痛持ちである。痛い、なんてものではなく、子育て中度々襲われるこの痛みとの戦いは、悲壮だった。

子どもに手が掛からなくなってからは激減したが、最後の腰痛は、初めてパートに出た時期だった。年末の多忙を極める頃、パート先で重い重い荷物を持ち上げようとしたそのとき、お決まりの痛みはやってきたのだ。きりきりと、最初は、背中に通る細く張り詰めた線が、よれる様な感覚である。

来た、と思ったが、兎に角、仕事中である。腰痛をかばいながら表面は平静を装うなどとなれたものだ。何とかその場をしのぎ、帰宅と同時に倒れこんだ。職場に迷惑を掛けてはいけないと思い、上司にも誰にも言わなかった。翌朝、目が覚めた途端、激痛に襲われたと電話連絡した。その日は、仕事が一段落していたので休んでも良いだろうと考えていた。上司は心配して慰めてくれた。

その時の腰痛はいつもほどひどくはなく、2~3日で歩けるようになったと思う。ママ友が勧めてくれた鍼灸院へ通い、何とか職場復帰した。けれど、鍼灸院は保険が利かず、その月のパート収入ですら補えなかった。

赤字を出し、パートのおば様方の人間関係に閉口していた私は、結局、1年の契約を勤め上げた後、別の仕事を探した。

今思えば、愚かなことをした。

職場で業務により負傷した場合には、労働者には労働災害補償保険法により療養補償給付が受けられる。

労災指定病院なら無料で、それ以外の病院でも立替払いの後、費用の全額が支給される。きちんと申請していれば何万も鍼灸院にかける必要はなかったのである。

黙ってたえるストレスより、上司に手続きの手間を掛けた申し訳なさの方がまだ良かったような気がする。その時のパート先の上司は、パートの扱いにも慣れ、いつも朗らかに接してくれた。腰痛で手間を掛けて申し訳ない分、もっと仕事を頑張ろうという気ににもなっただろう。

法律の勉強は、昔は特別な人々のものと思っていたが、実生活に即した面が多々あり、弱者を守る働きもある。40の独学で何をやっているのかと自分でも呆れることが多々あるが、素人目から見た役に立つ法律をもっと探してみたいと思う。

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